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論文投稿は校正が○割?

先日電車に乗っているときに新刊書籍の広告を見つけました。本のタイトルは「中学受験は親が9割」というものでした。以前、「人は見た目が9割」という本がヒットしましたが、今回のタイトルは明らかにその流れを汲むものと思われます。他にも「○○は△△が□割」というフォーマットの本はたくさん出ているでしょう。数えたことはありませんが。


件の本の主旨は「中学受験の成功は親のサポートなくしてはあり得ない」というようなことだろうと勝手に推測しましたが、ここで取り上げたいのは中学受験の話ではありません。翻って、私どもの提供する英文校正と投稿サポートは、研究者の方々の論文発表においてどの程度の役割を果たしているだろうかという点に考えが及んだのです。


端的に言って、英文校正が一連の論文発表の過程において果たす役割は、さほど大きいものではないと考えています。実際のところ、言語能力に長けた方々であれば、一切の言語的校正を経ずとも投稿から受理までクリアすることは可能なわけですから、その方々にとって英文校正は全くもって不要な存在ということになります。


一方で、例えば中学・高校生レベルの語学力しかない研究者の方々にとって、英語で論文を発表するにあたって言語サポートを受けることは不可避であり、そうした人々にとって英文校正は比較的大きな存在となるでしょう。それでも、論文のコンテンツそのものは著者自身のものであり、校正者は著者のメッセージを的確に伝えるための黒子に徹するべきだというのがTopnotchの考えです。主役は常に著者自身です。


興味深いのは、英文校正が決して英語を母国語としない国だけに存在する特殊なサービスではないということでしょう。同様のサービスはmanuscript editingなどの呼び名で英国にも米国にも存在しており、より質の高い論文を執筆したい方々を支えています。そういう意味では、校正サービスというのは、単に個々の研究論文の質を高めるだけでなく、その結果としてliterature environmentの質的な底上げの役割を果たしているともいえます。

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