• Topnotch

著者名の記載におけるひと工夫

論文のタイトルページには、通常、著者の名前を全て記します。例えばTaro Yamada, Hanako Suzuki, Hiroshi Sato...のようにカンマで区切るわけですが、これらが人名の羅列であることは日本人にとっては一目瞭然です。しかし、日本人の名前に馴染みのない人にとっては意外に読みづらいものだったりします。日本人にとっては、「や」をyaと綴り、「ま」と「だ」をそれぞれma、daと綴りのは当たり前ですが、日本語に馴染みのない人にとってはそうした知識がありませんから、誤ってYamadとしてしまったりすることが起こります。


アルファベットで書かれた韓国人の名前を見て、「どこからどこまでが姓と名なんだろう」と思ったことはないでしょうか。またヨーロッパのとある国の人名がテレビで紹介されたときに、それがファーストネームなのかラストネームなのか全く見当がつかないというようなことを経験したことはないでしょうか。それと同じ経験を、日本人の名前に馴染みのない雑誌編集者はする可能性があるのです。


特に、タイトルページにおいてはTaro Yamadaのようにフルで記載することが多いとしても、別のページでは「ラストネーム + ファーストネームのイニシャル」、例えばYamada Tのような表記を用いることが多いため、こうした名前に馴染みのない編集者にはちょっとした不安がつきまとうのです。前後を逆にしてしまっていないだろうかという不安です。


Journal of Clinical Medicine Researchという雑誌では、こうした不安や前後逆になるリスクを回避するために、投稿規程に以下のような一文を記載しています。


“Please underline the LAST NAME for each author” (各著者のラストネームにはアンダーラインをつけてください)

Recent Posts

See All

前置詞の意図的な省略 その2

以前のブログにおいて、「Accessed 10 June 2019」のような、前置詞を省略した表記について書きましたが、今回はそれにまつわる内容になります。 日付の前に置く前置詞は一般にonであることはみなさんご存じかと思いますが、それを省略できる場合が意外に多いのです。具体的に言うと、”on that day”、”on the previous day”、”on the following da

“et al.”がもたらすメリット

論文の参考文献欄(References)で広く使用されている“et al.”ですが、これがラテン語由来の表現で、一般的な英語でいうところの“and others”にあたるということは既に多くの方がご存じではないかと思います。 「なぜ対応する英語表現があるのにわざわざラテン語を用いるのだろうか」 こんな疑問を持ったことはないでしょうか。 その答えになるかはわかりませんが、論文の参考文献を整理している

reviseの結果、単語数制限を超えてもよいのか?

多くのジャーナルが論文の単語数に上限を設けていますが、これに従うのが難しいことがよくあります。毎回、簡潔な論文を書くのに四苦八苦される先生も多いことでしょう。なんとか単語数制限をクリアし投稿できたとしても、査読者から「Methodsの情報が足りない」「この既発表論文についても考察せよ」等の指摘をうけ、大幅な追記を余儀なくされることは珍しくありません。では、その際、追記によって当初の単語数制限を超え

所在地

    

    トップノッチ・コミュニケーションズについて

 

トップノッチは、生物医学分野に特化した論文翻訳・校正とその投稿に関するコンサルタントサービスを提供しており、お客様のほぼ全てが日本国内の研究者とその卵です。トップノッチの強みは、専門分野に秀でたネイティブの校正者による校閲に加え、雑誌社と翻訳会社の双方での勤務経験を有する投稿論文コンサルタントにより投稿の各ステージにおけるサポートが受けられるという点にあります。大手企業にありがちな杓子定規な対応をせず、それぞれのお客様の状況にあわせ親身になって支援させていただきます。

Copyright © 2013-2019 Topnotch Communications. All rights reserved - 翻訳・英文校正

〒114-0032
東京都北区中十条1-3-18-304
サンヒルズ

Topnotch Communications

Tel: 050-3578-8875
Eメール: 

  • Wix Facebook page
  • Wix Twitter page
  • Wix Google+ page