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接頭辞“in”と“inflammable”の微妙な関係

接頭辞“in”を用いる単語で、科学技術論文に頻出するものとしては、ineffective、instability、inactive、inadequate、ineligibleなどでしょうか。これらはいずれも、接頭辞“in”が付くことによって、元の意味とは反対の意味を持つ単語となっています。


そこで今回のテーマである“inflammable”なのですが、これは「引火性の」「燃えやすい」という意味の形容詞です。では、“flammable”はどういう意味でしょうか。そうです、flammableもやはり「引火性の」「燃えやすい」という意味なんです。紛らわしいですね。いや、紛らわしいというよりも、「同じ意味ということはどちらを使っても問題ない」と考えることもできるかもしれません。


しかし、接頭辞“in”の知識があり、なおかつflammableの意味を知っている人は、inflammableの意味を「燃えにくい」と勘違いしてしまう可能性があります。引火性についての情報が誤って伝達されると重大な事故につながる恐れがあることから、警告文等においては、flammableを使用することが推奨されています。反対の意味を表現するときには、non-flammableという表現を用います。


ちなみに、flammableと意味がかなり似ているcombustible(「可燃性の」の意)という単語がありますが、これに接頭辞“in”がついたincombustibleは“ちゃんと”正反対の意味になっています。

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