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今日の英文校正メモ vol. 9

日頃Topnotchにご依頼いただく英文校正業務の中で、ネイティブエディターが実際に行った修正の例をご紹介していきます。なお、前後の文脈によっては以下に示すような変更を行わないほうが良い場合もありますので、あくまで参考情報としてご活用ください。



変更前:Serious adverse events were unbiased between the two groups.

変更後:Serious adverse events were balanced between the two groups.


「重篤な有害事象に群間で偏りはなかった」の意。“bias”は確かに「偏り」ですが、科学論文では、研究デザインについて言及するときに用いることが多いです。



変更前:Patients received subcutaneous injection of XXX.

変更後:Patients received subcutaneous XXX.


XXXに薬剤名が入るとお考えください。変更前の文のほうが丁寧な印象ですが、単語数を減らしたい場合は変更後のような書き方も可能です。



変更前:We investigated the safety and the efficacy of XXX

変更後:We investigated the safety and efficacy of XXX


上記のような表現をする場合、2つ目のtheは省略されます。ただ、日本人著者の場合は、余計な冠詞があるパターンよりも、必要な冠詞がないパターンのほうが多いです。



変更前:The median age of the patients were 55 years old.

変更前:The median age of the patients was 55 years.


「患者の年齢中央値」というとき、yearsの後ろにoldは必要ありません。また、直前の名詞に引っ張られて動詞の単数/複数を間違えないよう気を付けましょう。



変更前:There are limited treatment options for patients with advanced cancer.

変更後:Patients with advanced cancer have limited treatment options.


“there is”、“there are”の構文を使いすぎる方は、患者等の具体的な主語を積極的に文頭に持ってくるよう心がけてみるとよいでしょう。特にネイティブは“have”のようなシンプルな動詞を上手に広く用います。



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