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ツイッターを使ってジャーナルとやりとり

多忙を極める医師の先生方の中にも、ツイッターを利用している方がいらっしゃいます。論文を学術雑誌に投稿するにあたり、このSNS(ツイッターはSNSではないという意見もありますが)を使うことなど思いもつかないかもしれませんが、実はツイッターの利点を活用しているジャーナルがあります。


Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられることもある有名誌Cellは、責任著者の連絡先として、通常のEメールのほかにツイッターのハンドルネームを提供することを認めています。Eメールはインターネットの初期から存在する通信手段ですが、アドレスのタイピングを誤ったせいで届かなかったり、無事送信されてもスパム扱いとなり読まれないといったケースがあり、決して万能ではありません。どのようなジャーナルであれ、最初に投稿してから何度もやりとりを行うのが通例であり、とりわけCellのような有名誌では、リバイズ論文やauthor proof(受理後の著者校正)をタイムリーに提出することが求められる傾向にあります。Eメールで連絡を試みたにもかかわらず返信がないような場合、ツイッターを介してコンタクトをとる方法があると、ジャーナル側としては助かることでしょう。ツイッターのアカウントをお持ちの方は、Cellに投稿するときは是非ツイッターのハンドルネームも伝えてみてください。


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