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そこはincludeじゃなくていいです
英語を母国語としない著者の方の論文はしばしばボキャブラリーに乏しく単調な印象になることがありますが、一方で、できるだけ「アカデミックな」表現を使おうとするあまり、ごく簡単な表現で済むところをあえて他の語に変えて失敗してしまうことがあります。
複数の構成要素から成る何らかの概念的まとまりについて、その構成要素を全て挙げるときには、such asやincludeを使う必要はありません。例えば、以下の文は、白血病の主要タイプについて言及しており、その4つをもれなく挙げている文ですので、includeではなくareでよいのです。
The 4 main types of leukemia include acute lymphocytic leukemia, acute myelogenous leukemia, chronic lymphocytic leukemia, and chronic myelogenous leukemia.
以前、こちらのブログのエントリーでincludeとcontainの使い分けについて少しご紹介しましたが、includeは意外に不自然な使われ方をすることの多い単語ですので、代替となる単語の使用を含めて慎重になったほうがよいでしょう。